なぜあの会社はハードワークで低賃金でも人が辞めないのか? 「ブラック企業」に学ぶ、組織マネジメントとモチベーション管理術
プラン詳細
タイトル・演題 | なぜあの会社はハードワークで低賃金でも人が辞めないのか? 「ブラック企業」に学ぶ、組織マネジメントとモチベーション管理術 |
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スタイル区分 | 研修 |
想定する受講者区分 | 中小企業経営者 |
受講者の説明 | ・自社が「ブラック企業」との風評被害を受けておられる経営者の方 ・部下指導、後輩指導に困難やアレルギーを感じている方 ・頑張る社員に報いたいが、なにぶん先立つものがなく、もどかしい思いをしている経営者の皆さま ・組織の厳しい状況をなんとか一丸となって乗り越えたいと企図している管理職層の方 ・「いまどきの若手」の考えや価値観がよく分からないと困惑している皆さま 2013年度の流行語大賞にノミネートされた「ブラック企業」。劣悪な労働環境ばかりが注目され、経営者にとっては「明日は我が身…」と忌避されがちなテーマですが、実は中には参考にできる事例が詰まっているのです。 なぜ、そんな低賃金で劣悪な労働環境でも、人が辞めない会社が存在しているのでしょうか。それどころか、中には社員がやりがいを感じて主体的にハードワークをしている会社まであるくらいです。 もちろん、故意に違法行為を奨励するようなブラック企業は淘汰されなくてはなりませんが、少々のハードワークでも社員がモチベーション高く働く組織の秘訣には学ぶところがあるはずです。 |
受講者へ提供する価値 ・伝えたい事 |
ハードワークでも、低賃金でも、経営者がワンマンでも、プレッシャーが厳しくても、社員がやる気に溢れ、モチベーション高く働いている会社があります。内情をよく知らない人の中には、その会社を「ブラック企業」と揶揄する者もいますが、社員は納得して働いているので気にしません。 そんな会社に共通する点とは何でしょうか? それは、社員が皆、○○を感じているからです。 本研修は「ブラック企業」の専門家が、これまで対応してきた多数のケースの中から「社員がやる気をなくすポイント」、逆に「やる気を見出すポイント」についての共通点を解き明かしていきます。とはいえ実践にあたって困難なことは特段なく、組織内における日常会話や社員へのスタンスから変革できることばかり。本講座でのポイントを日々実践することで、モチベーション溢れる組織を実現することができるでしょう。 (ここで学ぶ対象としている「ブラック企業」とは、故意に違法行為を奨励するような悪徳企業ではなく、「ハードワークのためにブラックとの風評被害を受けているが、卓越したマネジメント手法により従業員満足度が高く、高収益の会社」を指します) |
講演内容・概要 |
区分:
人材・組織マネージメント 実践体験談(ロールモデル): 管理監督者系 【コンテンツ例】 オープニング 「こんなときどうする!?」グループワーク。 部下や後輩に厳しく注意したい場合。どのように言えば彼らは納得し、意図したとおりに動くのでしょうか。 メイン1 「上司/先輩に求められるコミュニケーション力とは?」 「一緒に気持ち良く仕事できる人」、「優秀な部下・後輩が育つリーダーやマネジャー」は知らず知らずの内に、「ポイントをおさえたコミュニケーション」を実践しています。 いかに声掛けをするか。 どう説明すれば相手は納得して行動するのか。 人を巻き込み、人のやる気を引き出し、人を前向きにさせるにはどうすればいいのでしょうか。 日常会話におけるポイント、相手の心に伝わり、行動につながるコミュニケーションスキルについて事例を交えながら実践的に説いていきます。 1. そもそも、コミュニケーションとは 2. 相手の気持ちに配慮することの重要性 3. 普段から何を意識すればいいのか メイン2 「確実に意図が伝わり、相手が気持ちよく行動する接し方」 単に「上司-部下」の関係性だけで、人を動かすことは難しくなってきています。単に指導や指摘をするだけではなくて、相手が納得し、気持ちよく行動し、組織として成果をだすために、人をどうやって動かすか。実地のワークセッションを通して、感じ取って頂きます。 1. 求められる思考パターンと行動パターン 2. 相手に納得してもらい、気持ちよく行動してもらう方法 3. その言い方では伝わらない!コミュニケーションの留意点 4. こんなときどうする? コミュニケーション実践ワーク 5. 今日、この瞬間から何をすべきか メイン3 ハードワークでも人が辞めないあの会社は、何がどう違うのか? 実際に、いわゆる「ブラック企業」で意識的に実践されているメッセージングやコミュニケーション手法の共通点を知ります。さらに、ここまで学んできたことを実際の仕事や会話に落とし込みます。普段無意識に言ってしまいがちな定番フレーズを、どのように「翻訳」すれば前向きな表現になるのか。ワークを通して学んでいきます。 【構成について】 ・講演形式でも、研修形式でも対応可 ・最短1時間から6時間程度まで ・1回完結型から、複数回のシリーズ対応まで可 ・12名~60名規模 ・島式配置、ワークショップ形式が基本だが、スクール形式でも対応可 ・スクリーン、プロジェクター使用 |
根拠・関連する活動歴 | ・講師は日本を代表する「ブラック企業の専門家」。就職先は、2ちゃんねる「ブラック企業ランキング」殿堂入り企業。経営企画部門で、悪名高い創業会長のアイデアを実行する役割を果たす。華やかな経歴とは裏腹に「ダメ社員」として日々上司からツメられる生活をおくるも、苦労しつつ底辺から這い上がり、リーダー、マネジャー、事業部長、役員、経営者まで歴任した経験を持つ ・また、キャリアコンサルタント、および人事採用担当者、経営者(採用責任者)として延べ2万人以上の面接、面談経験を持つ。その過程で多くのブラック企業の実態に接するとともに、「デキるビジネスパーソン」と「ダメ社員」に接し、業界・職種・年齢・性別を超越する彼らの共通点を見出してきた ・現在はそれらの知見を基にした実践的な就職研修、新人研修、営業研修、管理職研修、キャリア研修、コミュニケーション講座などを高校、専門学校、大学、企業、行政などで展開中。 受講生は16歳から60代まで幅広い。同時に、大企業のブラックな実態を各種メディアで告発し、労働問題に一石を投じている |
その他のプラン
- 「働き方改革の進めかた」 ~改革先進企業の取組成功事例と共通点~
- 「事例で学ぶ、人手不足時代の部下指導法」 ~組織内コミュニケーションの具体的方法論~
- 「なぜあの会社は人が集まり、辞めないのか」 ~人手不足時代の採用・定着術~
- 「危機管理ガバナンスに組織としてどう取り組むか」 ~トラブル事例に学ぶ~
- 【組合役員・執行部役員向け】 働き方改革は”意識改革” ~改革先進企業の取組成功事例と共通点~
- 【働き方改革実践・応用編/着手済or基礎知識アリの方むけ】 働き方改革の成功企業は何が違うのか? ~「残業削減」だけでは意味がない!~
- 【働き方改革基礎編/予備知識ナシor導入困難業態むけ】 「働き方改革」で生き残る会社、取り残される会社 ~なぜ今改革する必要があるのか?~
- 場所と時間に縛られない働き方改革の進め方 ~取り組み成功事例と共通点~
- 「ナンバーツー」のリーダーシップ 労働組合役員の立場から考える、バランスのとれた「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」
- 「ゆとり社員」が「デキる社員」に!世代間ギャップを埋めて活かす「人が育つコミュニケーション」!
- 事例で学ぶ、部下指導の具体的手法 ~今どきの若手社員・従業員との接し方~
- 相手にムリなく自分の意見を通し、 気持ちよく行動してもらうための「交渉力」
- ~ブラック企業での経験に学ぶ~ 厳しい環境でも、従業員がモチベーション高く働く組織の共通点とは
- もう「ブラック企業」とは呼ばせない! ~「脱・ブラック企業」のための戦略的企業防衛法~
- 残業ゼロで成果を挙げる仕事術 ~厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員&「イクメンの星」が語る~
- 『デキる人』が育つコミュニケーション ~常勝マネジャーが実践している共通点とは?~
- トップが変われば職場が変わる! ~経営戦略としての「イクボス」&「ワーク・ライフ・バランス」~
- 相手を『その気』にさせるコミュニケーション ~トップ営業やカリスマ店員たちの共通点とは?~
- 営業が革命的に「楽」になる!無理な売り込みをしなくとも、認知が高まり引き合いが増え、収益が改善する「最強ブランド構築術」
- リーダーのための「伝わるコミュニケーション」と「チームビルディング」
- 採用ミスマッチを劇的に減らす!募集・選考・面接の進め方 ~もう「ブラック企業」とは言わせない!~