性同一性障害を乗りこえて
プラン詳細
タイトル・演題 | 性同一性障害を乗りこえて |
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スタイル区分 | 講演 |
受講者の説明 | 教育関係者、行政関係。企業の人事担当者。 地域の人権問題関係する仕事をされている方。 家族に性同一性障害者がいる方 性同一性障害の当時者 |
受講者へ提供する価値 ・伝えたい事 |
私は性同一性障害の当事者です。いわゆるニューハーフ。男性から女性に成りました。カミングアウトして15年になります。 最近では私達の仲間はメディアへの露出も増えて、一般の方にも知られるようになりました。でも家族、職場、学校において急にカミングアウトされても戸惑うのが普通です。時とともに増え続ける性同一性障害者に対して、どのように接したらよいのか、また当事者はどう接して欲しいのかをお話したいと思います。 当事者の皆さんへは、無理のないカミングアウトの仕方。その後の社会との接し方、仕事の選び方について経験したことをお話します。昼間に一般の仕事を希望される方には参考になると思います。 |
講演内容・概要 |
サブタイトル~みんながもっと生きやすい社会にするために~ 1 言葉の説明 生まれた時と違った性で生きたいと願う精神状態 トランスベスタイト異性装をするもの)との区別 MtFとFtM トランスジェンダー トランスセクシャル ホモセクシャル・レズビアンとの関係 性未分化疾患 自然の性 性自認 性的指向性 2 なぜ起きるか 最近の学説から 脳梁の形 分界条床核 視床下部鈎状核について 3 当事者数の増加 自己認識 環境ホルモン 私の体験から 自覚した小学校時代から大学卒業まで 4 差別と偏見の中で カミングアウトと仕事の獲得 職場での体験 5 世界の傾向を知るには インターネット YOUTUBEの存在 6 認定 精神科専門医2人による鑑定 医学的対処 精神療法 ホルモン療法 性再指定手術 社会的対処 家庭 職場 学校 コミュニティー 7 社会の側の抱える問題 男性中心の社会構造(ホモソーシャルな 社会) 男女2元論 8 家庭の問題 子孫繁栄を希望する社会 9 当事者の側の問題 過激な性行動に走るもの 一般の仕事へのチ ャレンジと進出 10 新しい法制度 性同一性障害者の特例に関する法律 ブルーボーイ事件から40年 戸籍の変更 11 世界の新しい流れ ジョグジャカルタの原則 モントリオール憲 章 |
主催者に準備を お願いする物 |
ホワイトボード、マーカー、マイクロフォン |
講師が準備するもの | レジュメ、資料(事前に送信します) |