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「親子二代の食を通した人生の絆を語る~親は微笑みの哲学者~」

講師名 中村 一男
講師名よみ なかむらかずお
肩書き 日本語教育コンサルタント
都道府県 宮崎県

プラン詳細

タイトル・演題 「親子二代の食を通した人生の絆を語る~親は微笑みの哲学者~」
スタイル区分 講演
受講者へ提供する価値
・伝えたい事
私は自宅の近くで学習塾も経営しています。その中の中学生に家庭での食を通した話を聞いてみました。彼らのほとんどが家族と一緒に食事をする機会がないという返事で驚きました。朝食を食べない生徒が半数以上で、食べても急いでパンとコーヒーということでした。夜は部活で遅くなり、急いで食事を終え、そして塾へ行く。そのようなことで現代は何か家族とゆっくり食事を取る時間も無いのだなというのが率直な感想でした。家族の繋がり、絆は「食」が基本だと思います。大人になって、家族の絆が保たれているのは「食」であると思うのです。例えば運動会の昼ごはんを家族と御馳走を食べたことは一生忘れないでしょう。遠足の弁当も思い出すでしょう。家族と過ごす時間は親元を離れるまで、人生の多くの時間を過します。しかし、思い出すのは子供の頃の家族と共に味わった家庭料理のことだけです。先ほど述べましたように最近は家族と共に食事を楽しむという機会は昔のように頻繁にあるとは思えません。そこで私が体験しました食を通して親子楽しんだ鉄道の旅を紹介します。飛行機や新幹線ではあまり意味がありません。普通列車で子供と旅をするのです。今では○○日で乗り放題という格安の値段で親子旅をすることが出来ます。車窓から見る風景は、二度と同じものは見ることができません。美しい風景や景色だけではないのです。農作業をしている農夫の姿、農作業用機械を操作している人々の姿に、その土地の特色や人々の暮らしが分かります。
駅弁でも、その産地特有なものが必ずあります。うなぎ弁用、魚寿司弁当、山菜弁当など。親子で各地の風物詩を楽しんだり、子供が今まで知らなかったことなどを知ることができたりします。各地の名産物が地元の地場産業に与える影響などをできるだけ詳しく子供に話してやることで、教科書にない社会の仕組みなどを子供は知ることができます。気になる町があったら途中下車しても楽しいものです。安い旅館での地元の料理を味わいながら親子の会話ははずみます。このような体験は子供の人生に大きな影響を与えます。今では、親子で酒を交わしながら、昔の思い出話として深夜、話をします。思春期の子供との思い出は、親子にとって一生の宝物になっています。今回の公演は親子二代の「食を通して人生を語る」です。私の思春期時代を回顧しながらお話をしたいと思います。
講演内容・概要 <下記は講演内容・概略としまして、講演予定の原稿の一部を下記に付記しました>

薄暗い裸電球のもとで、父親が『晩酌』しています。母親は父親が晩酌している薄暗い部屋から段差三十センチ位の下の土間で、晩のオカズをこしらえています。テレビも冷蔵庫も何もない生活でした。親子三人で丸い直径一メートルほどの茶色にすすけた丸いテーブルに向かっています。
父親も母親も口数の少ない性格で、夕食が終わると、あまりよく聞こえないラジオにただ耳を傾けながら夜を過ごしたものです。「これが嫁を貰うまで生きているかな?」と呟くように父親が母親に言った言葉を忘れることができません。子供心に悲しく、切ない気持ちになり、テーブルの上に涙がこぼれ落ちたのを今でも覚えています。
そんな父親は六十七歳、私が大学三年のころ“食道がん”で亡くなり、父親が母親と話していたあの言葉、「これが嫁を貰うまで生きているかな?」は、残念ながら父親の予言どおりになりました。
死ぬ一時間ぐらい前だったと思います。私の横顔をじっと見ていたのでしょう。私が何気なく父親を見ると、慌てて視線を外しました。死期を感じ取っていたのでしょう。私が結婚するまで生きていたかったに違いありません。
「父ちゃん、パンでも食べる?」と聞くと、少し微笑んで「そうだな!」と言ったので、病院の近くの菓子屋に行き、一個か二個のパンを買って来ました。「美味そうなパンだな!」私は少し、照れ臭かったけれど、パンの切れ端を一切れ、父ちゃんの口の中に押し込みました。それが父親の人生の最後の晩餐となりました。そのパンが後にも先にも、最初で最後の私の“親孝行”となってしまいました。親は「笑みの哲学者」でした。

「食」に関するエピソード
1. 山でオヤジがくれたパン
2. 最後の晩餐のパン
3. 自分は食べずに食べさせてくれたオカズ
4. 塾生の楽しい家庭の食事
5. 豪華な食事の自慢話をする金持ちの小学生
6. 今でも食べたいオヤジの卵焼き
7. フィンランドのサンタ村で食べたピザ
8. 各駅停車の親子旅(駅弁で分かるその街の産業・車窓を眺めての親子の会話)
9. 人生で体験したかった学校給食
主催者に準備を
お願いする物
講演のレジメを参加者の人数分、コピーをお願いいたします。
講師が準備するもの 講演原稿、並びに近いうちに、出版予定の日本語教師と国語教師の必読書ともいえる「みんなが100点の授業『the NIHONGO』の原稿に基づいた“奇跡の起こる読解力を身につける学習法”を未公開の学習方法の秘訣を公開したいと考えております。お楽しみにしていてください。それではよろしくお願いいたします。
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