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「カエルのカンピンタン」~三重のことば再発見~

講師名 神田卓朗
講師名よみ かんだたくお
肩書き 元岐阜放送アナウンサー・元岐阜女子大学教授
都道府県 岐阜県

プラン詳細

タイトル・演題 「カエルのカンピンタン」~三重のことば再発見~
スタイル区分 講演
想定する受講者区分 成人一般
受講者の説明 三重県内出身または三重県内在住の高校生以上の成人一般の方々。若い方から社会人、お年寄りまで、どんな職種の方でも理解でき、親しみを持って楽しんでいただけ、方言やコミュニケーションについて考える良い機会になるでしょう。
受講者へ提供する価値
・伝えたい事
明治以来の標準語教育とNHK・民放の放送によって全国的に共通語が浸透し、地方の人同士のコミュニケーションには役立ったが、その一方で各地の方言が徐々に使われなくなるという傾向が見られる。三重県の方言も似たような傾向があるものの、県内の特色ある方言が今も生きた言葉として活躍している。そこで三重弁について楽しく紹介しながら、ふるさとのことばの素晴らしさを再発見してもらおうと思う。まず三重県人なら誰でも知っている「カンピンタン(=乾燥して干からびている状態)」のように、県下全域でほぼ共通する三重弁をはじめ、三重県人も初めて耳にするような三重弁が「よーけ」あることも実感してもらい、三重県方言が近畿方言の仲間であることや、県内の方言が4つの区画に分かれていること、桑名市を流れる揖斐川に東西アクセントの境界線があることなどをご紹介する。
講演内容・概要 区分: コミュニケーション
(1)三重県内各地で共有する三重弁の具体例→「この道、つんどるなァ」「ささって、映画行こ」「なんか、か
  いだるいわ」「いま何しとん?」「机、つってくれやん?」「まじあいつ、ごーわくー」「コーヒーの粉、とごっと
  るわ」「そんな話ありえやんやん」「日差しがあばばい」「腕、ちみぎるでー」「まだこやんなァ」などなど。
(2)県内の地域限定三重弁の具体例→「田んぼに足がぎもった(桑名)」「あんたの言い方、けんどいねん
  (伊賀)」「ほら、もっとこずたん行き(津)」「とくしょくなしに何ゆーてんの?(松阪)」「あんた、じゃっぱん
  こおろぎやなー(紀伊長島)」「車運転する時、べんべんはくなよ(尾鷲)」
(3)人間には言語形成期(5~6歳から11~13歳頃)があり、この期間に育った地域の①語い(単語)②
  語法(文法)③音韻(発音)④アクセント・・・の4つの要素を自然に身につけ、これがその人の生涯の言
  語=母語となる。大学や会社の転勤などで生活をする地域が変わる場合、その地域のことばの影響は
  あるものの、言語形成期にインプットされた基本的な言語の4要素はほとんど変わらず、根底に潜んで
  いる。
(4)三重県の方言は①伊勢方言②伊賀方言③志摩方言④東紀州方言の4方言に分かれる。
(5)三重県の方言は京都・大阪などを中心とする近畿方言に属するが、共有する特徴の具体例を説明する
(6)三重県桑名市を流れる揖斐川から東側が東京式アクセント、西側が京阪式アクセントに分かれることを
  亀山市出身の言語学者・服部四郎さんが学生時代のフィールドワークで明らかにした。
(7)三重県内の「アホバカことば」は、①アホ系②アンゴウ系③ウトイ系④バカ系⑤タワケ系⑥ボケ系に分   かれる。このうち「アンゴウ」は江戸時代の「日葡辞典」や当時の方言辞典「物類称呼」にも掲載されてい
  る古いことば。
(8)初期の江戸の町に流入した各地の商人の中で圧倒的に多かった伊勢商人のことば=上方のことばが
  当時の江戸の町なかの主流のことばになり、江戸時代の中期まで中央語であったと言われる。
(9)3日後のことをいう三重弁の「ささって(=共通語の「しあさって」)」の「語頭の「さ」は、「さ来週」や「さ来
  年」の「さ」と同じように「次の」という意味を持つ。その「さ」に「あさって」がつき、「さあさって」あるいは
  「ささって」となった。
  幸手
根拠・関連する活動歴 ①31年間勤務した民放局アナウンサー時代のうち7年間担当した月~金のラジオ番組の中で週1回オンエ
 アーした「方言コーナー」で、全国の民放局と結び三重弁を含め各地の方言を紹介した。
②民放局のあと地域の女子大学の教授として8年間「日本語表現」分野の科目を担当し、三重県を含む中
 部・北陸・信越 からの受講学生を対象に方言のアンケート調査を重ねた。
③女子大と並行しながら三重県伊勢市の皇學館大學で非常勤講師としても「表現演習」を担当。2004年
から8年間、三重県出身で言語形成期を三重県内で過ごした受講学生(通算約550人)を対象に毎年「
 これぞ三重弁アンケート調査」を実施した。8年間の資料をもとにさらに県内各自治体でも聞き取り調査
 を行い、これをまとめ、2018年1月「三重弁やん」を風媒社から出版。同年1月下旬の同県内2書店の週
 間ランキングで1位にランクされた。
主催者に準備を
お願いする物
①ワイアレスマイク②配布資料のコピー③ノートパソコン④プロジェクター⑤スクリーン⑥ホワイトボード⑦暖かいお茶
講師が準備するもの ①配布資料のマザー②講演資料
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  • 講師・出演者の方はこちら
  • マンガでわかる「SBマーケット」
  • SBコンシェル
ご利用者の声
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  • 短期間で複数のセミナー案を企画しなくてはいけないので、毎回ネタに困っていました。講師の・・・ (OA機器販売)
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システムブレーンからのお知らせ
  • 2019年04月01日
    新年度です!
    多くの団体様にとって、4月は新年度の事業・催事の準備を進められる時期かと思います。外部から講師を招いての講演会・研修・セミナーなどお考えでしたら、ぜひ当サービス「SBマーケット」をご活用下さい。
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  • 2019年01月01日
    あけましておめでとうございます
    お陰様で弊社の新サービス「SBマーケット」も9年目となりました。皆さんの日頃のご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。
    今年も宜しくお願いいたします。
  • 2018年07月05日
    募集内容の書き方など、お気軽にご相談下さい。
    初めてSBマーケットをご利用される方の多くが、「講師募集の内容は、どんな事を書いたら良いのだろう?」と悩まれます。
    そうした際にはお気軽に事務局までご相談下さい。
    講師からの良いご提案が多く集まるように、募集内容のアドバイスや加筆なども行っております。