本郷隆之

講師名 | 本郷隆之 |
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講師名よみ | ほんごうたかゆき |
肩書き | NPO法人日本障害者アイデア協会 理事長 |
都道府県 | 山梨県 |
プロフィール
障害者が考えたアイデアを社会に役立てる活動を行っている。アイデア啓発、特にユニバーサルデザインに関するアイデア・商品開発分野に強みを持つ。「高齢化社会への対応のために、障害者目線・高齢者目線での商品開発が重要であること」、「障害者がアイデアで活躍できること」を訴えている。
□活動趣旨
ライターが「障害者の一言」から生まれたことをご存じでしょうか?
火をつけるのにマッチしかなかった時代に「私は片手が不自由なのでマッチで火をつけることができない」という一言からライターは開発され、誰もが持っている大ヒット商品になりました。
このライターの着眼点のように、健常者では気づくことができないこと、障害があるからこそ気づくことがあります。その気づきから生まれるアイデアはユニークで実用的。特に、本格的な高齢化社会を迎える我が国では、障害者目線の商品開発が必要となります。高齢者が増えると言うことは、心身に何らかの障害を持つ人が増えるからです。
このように障害者の「気づき」は企業に利益をもたらし、誰もが暮らしやすい社会作りの役に立つのです。そこで、私は「障害者はアイデアや商品開発という舞台で活躍できる」ということを障害者に訴え、障害者に勇気と自信をもって頂けるような講演を行っています。
また、企業には「障害者の声に耳を傾けることにより、ヒット商品を生み出すことができる」ことを訴える講演を行っています。
□ 経歴
1979:「発明を1つ考える」という夏休みの宿題で「スイカの種を簡単に取る器具」を作成。先生から高評価を得て、アイデアに興味を持つ
1989:法政大学卒業。システム開発会社に入社後、特許業界に転職
1996:障害を持つ子供を授かる
2004:自らのアイデア(しゃぶしゃぶのアクを簡単に取る方法)が人気番組「伊東家の食卓」で採用。
2010:障害児の母親達が子供の療育のために様々なアイデアを出し合っている姿をみて障害者アイデアに着目。障害者へのアイデアインタビューを開始
2012:日本障害者アイデア協会設立
2012:障害児の母親のアイデアを企業に紹介。自らのコーディネートでその母親と企業とが共同で実用新案権を取得
2012:NHK「おはよう日本」出演
□セミナー実績
東京商工会議所、築地ロータリークラブ、(株)JTB、ぴあ(株)、(株)ニチレイ、朝日カルチャーセンター等多数
出身校
法政大学